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2014.03.23 昨年惜しまれつつ現役を引退した元プロ野球投手・石井一久による愛情のこもった野球教室に地元野球少年たちは興奮&感激!
3月23日(日)、沖縄・宜野湾市の沖縄コンベンションセンターに隣接するぎのわん海浜公園内の多目的広場にて、「よしもとキッズスポーツスクール『石井一久の野球教室』in沖縄」が開催されました。

この企画は、「よしもとキッズスポーツスクールin沖縄」の一環で、沖縄国際映画祭の定番となっているもの。
各スポーツ界のスターやレジェンドたちとよしもと芸人が、青空の下、沖縄県内のスポーツ少年たちを指導し交流を図る、爽やかなスクールです。

今回の指導者は、日米の球界で輝きを放った左腕・石井一久。
潮風が心地良い快晴の午後、スクールがスタートしました。指導を受けるのは、地元・宜野湾の少年野球チーム「宜野湾ベースボールキッズ」17人と、「ぎのわんジュニアホエールズ」9人の計26名の小学6年生です。

まず、石井は「せっかくだから次につながる実践的なトレーニングをしたいと思います」と練習方針を伝え、最初のメニューとなる走りながらのキャッチボール「ランダムプレー」が始まりました。
「ただこなすだけではつまらない」と、2チームに分けてゲーム制として、「負けた方は外野までダッシュ!」と、少年たちのモチベーションを上げていました。

続いて、少しずつ2者の距離を空けてゆくキャッチボールの練習へ。
「ただ投げるのではなく、手と足、一つ一つの動作を意識しながら投げること」とアドバイスをした後、一人ひとりに「どこ守ってるの?」と声を掛けつつ、丁寧に細かく指導しました。

続いてノック練習。ピッチャーだった石井でありながらも、さすが元プロ選手。
各種打球をさまざまに打ち分け、ゲッツーや中継プレーなど、少年たちが飽きることのないよう、まんべんなく守備練習に励みました。

そして、練習も中盤に差し掛かった頃、トータルテンボスの藤田憲右と、セブンbyセブンの玉城泰拙がひょっこり登場。
藤田は甲子園の完封投手として知られている本気の元球児。沖縄出身の玉城は「ドカベン」を持ちネタにするなど、ともによしもとで「野球といえばこの芸人」として知られています。
2人とも少年たちのひたむきな練習を見ているうちに、「俺も、俺も!」と少年たちに混じって、石井のノックを受けて見事にエラーするなど、和やかな笑いも加わり、スクールは進行していきました。

終盤には、いよいよ石井がピッチャーとなり、バッティング練習を実施。一人につき3球を投げ、少年たちは真剣な眼差しで打席についていました。
ここでももちろん、藤田と玉城は、「俺も、俺も!」とバッターボックスへ。ピッチャー・石井 vs バッター・藤田の対決は、この日最も盛り上がった瞬間でした。

練習の最後に石井は、「練習はすべて意味があります。目的意識を持ってやって下さい。それから、今上手だろうが上手でなかろうが、諦める必要は全くありません。とにかく努力し続けることが大事」と、未来の野球選手たちに愛情のこもったメッセージを送り、約2時間の内容の濃いスクールが終了しました。

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