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2014.03.22 映画祭初参加の関根勤さん、映画『地獄でなぜ悪い』への賛辞止まらず!

「第六回沖縄国際映画祭」の3日目となる3月22日(土)、沖縄・那覇市の桜坂劇場シアターAにて、映画『地獄でなぜ悪い』をモチーフに、「桜坂映画大学」のバイオレンスコメディ科が開催されました。
今作は、2013年に公開された、映画監督・園子温さんが20年前に執筆した脚本を改めて加筆の上、製作したもの。
今回は、特別講師役の関根勤さんらによる生オーディオコメンタリー付きで上映です。
上映前の舞台挨拶では、生コメンタリーのゲストとして、イワイガワさん、バッファロー吾郎、桂三度、COWCOWが登場しました。

イワイガワさんは「『沖縄国際映画祭』に参加するのは初めて。毎年大規模に行われているのはニュースで見ていましたが、実際に来てみて、沖縄県ごと盛り上がっていてすごいなと思いました」と感想を口にしました。

同じく沖縄国際映画祭初参加の関根さんが登場すると、会場から大きな拍手が。
関根さんは「僕は園子温監督がすごく好きで、『冷たい熱帯魚』(2010年公開)から心を奪われまして、それから園監督の作品はすべて観てきました。
これから上映する『地獄でなぜ悪い』は最新作で、2013年に観て、すごくビックリしました!僕の中では日本映画の最高峰なんです。ちなみに好きすぎて劇場で4回も観ました」と、作品を大絶賛しました。

オーディオコメンタリーが始まると、最初はコメントを入れていた一同も、後半では作品に夢中になり、思わず全員がしゃべれなくなったひと幕も。

上映後に行われたトークショーで関根さんは、「前半の少年たちが出て来た時、『あれ?子どもの映画なのかな?後半どうなるんだろう』と思って観ていたんだけど、10年後に全部が絡んでいくし、すべて伏線になっているでしょ?こんな見事な脚本は日本映画でもなかなかないですよ」と作品の見どころを解説。
関根さんは初めて作品を観た時の感想を、「試写室で愕然としてね。その時、僕も映画を撮ることが決まっていたから勉強させてもらおうと思っていたんだけど、勉強どころか圧倒されちゃって。海外に逃げようかと思ったんだよ(笑)」とコメントしました。
また、「キャスティングに隙がないし、脚本にも隙がない。演出にも隙がないでしょ。友近を使うなんてさ、最高じゃない?友近は芸人界でもすごい(演技の)うまさだもんね。それであんなに危ないところも真似していくしさ。友近って勝負していくもんね」と出演者に関して話すと、桂三度は「グレーのスウェットをあんなに素敵に着こなす人はいないですよね」と、笑顔で被せました。
桂三度らの先輩にあたる板尾創路の話になると、関根さんは「皆さんの先輩・板尾創路さんの押さえが効くのよ!板尾君って一緒にテレビ出るでしょ。決して前に出ないんだよ。関西芸人では1%いるかいないかだよね。シャイで東北の芸人みたい(笑)。園さんも板尾君を使うあたりがすごい!うらやましいよね~、園さんに指名されるなんて」と、板尾を絶賛しました。

最後、関根さんは「足元の悪い中…悪くなかったか(笑)。途中我々の解説で邪魔になった部分があると思いますが、聞こえなかった部分はDVDを借りて頂いて、再度楽しんで頂きたいと思います。
あと、4月から木曜日の朝、『ZIP!』(日本テレビ系で放送中の情報番組)で親子共演となりますので、そちらもよろしくお願いします(笑)」と、ちゃっかり自身の宣伝もしつつ、しっかりと笑いで落としました。

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