審査委員長 中島貞夫 映画監督
沖縄国際映画祭開催、おめでとうございます。
思い起こせばロケ撮影のため、初めて沖縄の地を訪れたのは今から半世紀ちかくも前のこと。
未だ「入国」のためにパスポートが必要な時でした。以来、映画づくり、観光の旅も含めて10数回、そして今回は映画祭の審査員としてお招きいただきましたこと、何かとご縁を感じております。
国際映画祭は、映画を愛する世界の人々との新しい出会いの場であり、作品との出会いの場です。特に、審査員として参加させていただく沖縄国際映画祭は、とびっきり新しい才能との出会いに夢をふくらませています。
審査員 ゲイリー・タン(鄧特希) 映画・ドラマ 監督/プロデューサー
日本の映画は幼いころから見ていました。『ウルトラマン』からはじまり、黒澤明監督の作品にいたるまで、日本の映画は私に大きな影響を与えました。映画に対する情熱をかきたてられた私はこの業界に入ることになり、すでに30年以上たちます。この度、吉本興業が主催する第6回沖縄国際映画祭に参加できることを光栄に思っています。この映画祭が開催当初から掲げている「Laugh & Peace」は、シンプルかつ素晴らしいテーマです。ごく身近な言葉で表現されていますが、実は深い意味を持っています。沖縄の地から「Laugh & Peace」が全世界に広がっていくことを心より願っております。
審査員 奈良橋陽子 ユナイテッド・パフォーマーズ・スタジオ
「Laugh & Peace」、なんて素晴らしいタイトルなのでしょう!!! 沖縄国際映画祭、本当に楽しみです! 映画は私の人生で最初に夢中になったもの。更に私自身の大切なテーマでもあるLaugh & Peaceがタイトルに付いていて。なんと素敵な映画祭なんでしょう!! 本映画祭ではたくさんの素敵な作品との出会いを期待しています。映画製作者として、1つの作品の裏舞台では数多くの人々が心血を注ぎ、完成にこぎつけているのをよく知ってます。個々の作品の「舞台裏」では、きっと数々の感動ドラマが生まれているはず。その感動を劇場で共有できたらと、今から胸をふくらませてます。また本映画祭が世界中の人たちと心を交えるための大きな窓となり 映画を通して表情豊かで感情こもったコミュニケーションが生まれ、「Laugh & Peace」に繋がっていくことを願っております。
審査員 比嘉悦子 宜野湾市立博物館嘱託館長/沖縄県立芸術大学非常勤講師
栄えある沖縄国際映画祭に審査員として参加することになりました。「Laugh部門」と「Peace部門」の審査ですが、いずれも興味深い分野で今から興奮しています。昔から映画は大好きで、数は多くありませ んが話題にのぼった作品はひととおり見てきたつもりです。「島ぜんぶで、お~きなこと!」小さな沖縄で世界の映画を審査して、世界に発信する。これって凄いですよね! 沖縄に集まるみんなで何か楽しく、未来に羽ばたく「お~きなこと」がしたいですね。
審査員 LiLiCo 映画コメンテーター
温かい沖縄での映画祭は毎年の大きな楽しみです。取材に行っていた私たちも、俳優さん・芸人のみなさんも、都会で会うときと違う表情をしています。すべての距離がアットホームで近い! 今年は審査員を務めさせていただきます。新しい才能も期待していますし、新しいアイデアに溢れる作品にもきっといっぱい出会えるでしょう。なんてったって、映画を愛するみんなが集まっていますので、素晴らしい絆が生まれること間違いなし。ここでできた縁は最強です