3月24日(月)、宜野湾市のトロピカルビーチに特設されたビーチステージにて、「KYORAKU PRESENTS ノンストップ パフォーマンス祭り」が開催されました。
同イベントは、歌あり、ダンスあり、ネタあり、大道芸あり、と盛り上がるものならなんでもありの5時間超の夢のステージです。
MCを務めるペナルティ、ジャルジャル、ぽこたが登場すると、客席から大歓声が沸き起こりました。
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そして芸人によるネタスペシャルのステージで第1部が開始!トップバッターを務めるのは、オリエンタルラジオ。「あっちゃんカッコイイ~」の人気ネタを、なんと全編英語バージョンで披露。ネタは英語でも、持ち前のオーバーアクションで会場を沸かせていました。
続けて、沖縄出身のスリムクラブ、こきざみインディアンさん、ありんくりんが登場。沖縄ならではのネタに、会場は大爆笑の連続でした。
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アーティストによるライブステージでは、2013年の沖縄国際映画祭のオーディションでグランプリに選ばれた、ガールズバンド・TMKY(ティムキー)さんや具志堅ファミリーさん、ji ma maさんがライブを披露しました。
ji ma maさんは、透き通る歌声で「でいご」や「大丈夫」を熱唱し、「広いステージで、天気も良いので気持ちいい」と海のそばに特設されたステージが気に入った様子でした。
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この3組のアーティストライブの合間には、お笑い芸人が会場を盛り上げていました。
くまだまさしは、お尻からクラッカーを飛ばしたり、両手を上げるとパンツがTバックになる一発芸を披露。
沖縄出身のストロベビーのディエゴは、サッカー界のレジェンド、マラドーナになりきったキャラで会場を沸かせました。
MCを、パンクブーブーとハイキングウォーキングの鈴木Q太郎にバトンタッチして第2部へ。
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沖縄の真志喜中学校のマーチングバンドやストリートダンスチーム・HOMELAND OKINAWAさん、沖縄の結婚披露宴の余興芸人として有名な粒マスタード安次嶺さんの圧倒的なパフォーマンスに観客は大盛り上がりでした。
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ライブステージでは、黄色い歓声に迎えられながら、韓国出身の男性4人組CODE-Vさんが登場。
彼らのポップでキレのあるダンスに多くの観客が酔いしれます。
ステージの合間には、もりやすバンバンビガロが、2回も登場。ジャグリング、マジックなどの大道芸を披露し、難しい芸の数々に観客からは大歓声が沸き起こりました。
ネタスペシャルでは、佐久間一行、はんにゃ、フルーツポンチがネタを披露。
佐久間は、会場を盛り上げるために「元気のうた」のネタを。このネタは、佐久間が即興で“元気がなくなってしまうエピソード"をテンポよく歌うネタで、観客を巻き込みながらのネタに会場は大爆笑に包まれました。
3組のネタが終了すると、次はMCと芸人たちが“元気のうた"をやることに。
次々と芸人たちがエピソードを披露するなか、フルーツポンチ・亘健太郎とはんにゃ・川島章良は、周りから強引に「会場中央のランウェイで披露しろよ!」と勧められます。
ランウェイを意気揚々と歩く川島に、周りは「シャツ脱げよ!」とあおると、調子に乗った川島はTシャツを脱いで、それを客席に投げこみましたが、急な強風にあおられたTシャツは、本人に返ってくるという結果に。
これには会場中が大爆笑で、芸人からも「これが観客の思いなんだよ!」とツッコまれていました。
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続いてのライブでは、沖縄のバンド・きいやま商店さんが登場。
「ダックワァーセ!」「沖縄ロックンロール」などロックなナンバーを熱唱すると、観客がタオルを振り回すなど、これまでにない盛り上がりを見せます。
「去年と比べて一段と盛り上がった」と話し、きいやま商店・マストさんは、ヒートアップしすぎて、履いていた島ぞうりが壊れてしまうほどでした。
ノンストップステージのトリを飾るのは、ORANGE RANGEさん。
登場前には、セブンbyセブン、オリオンリーグ、ストロベビー、浦添ウィンドウ、ウリズン桜、室田真宏、大屋あゆみ、初恋クロマニヨン、ピーチキャッスル、ありんくりんの沖縄芸人がトークで会場を温めます。
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ライブスタートと同時にメンバーが登場すると、会場のボルテージは一気に最高潮に。
人気曲「以心電信」や「ロコローション」などを披露しました。
また、曲の合間には、沖縄の踊り“カチャーシー"を踊ったり、曲に合わせてジャンプしたりと、ORANGE RANGEさんとお客様が一体になって盛り上がりました。
ラストは「チャンピオーネ」を熱唱。最後まで冷めなかった会場の盛り上がりに、HIROKIさんは「みんなありがとう」と感謝の言葉を。
「最後まで映画祭を楽しんで。無料じゃないライブにも来てね」と最後は、ちゃめっ気たっぷりにアピールしながら、5時間半にも及ぶステージは幕を閉じました。