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2014.03.25 第6回沖縄国際映画祭受賞作品
第6回沖縄国際映画祭の受賞作品は以下の通り決定いたしました。


Laugh部門・Peace部門
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観客大賞“Laugh部門”海人(うみんちゅ)賞グランプリ
(賞金100万円)

超高速!参勤交代
監督:本木克英
<受賞コメント>
難しいと言われる時代劇の喜劇が評価されて夢のように嬉しいです。
日頃、厳しい条件で作品に取り組んでいる撮影所のスタッフを代表して心から感謝申し上げます。
沖縄は、私の映画人生を飛躍するきっかけを与えてくれる、第二のふるさととも言える土地で、ただならぬ縁を感じます。「鴨川ホルモー」に続いて二度目となる賞に選んで頂いた観客の皆さま・沖縄の皆さまにも重ねて感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。


観客大賞 “Peace部門” 海人(うみんちゅ)賞グランプリ
(賞金100万円)

怪しい彼女」(韓国) 原題:MISS GRANNY
監督:ファン・ドンヒョク
<受賞コメント>
美しいところに来て、良い人達と楽しい時間とすごく色々なイベントに参加しました。
その上、素晴らしい賞まで頂いて嬉しく思っています。特にこの賞は観客のみなさんの投票でもらえる賞なので大きな意味があると思います。
沖縄国際映画祭で忘れられない経験ができました。ありがとうございました。
これからも良い映画、楽しい映画を作って近いうちにまた沖縄に来たいと思います。


*日本全国から選ばれた「ファン審査員」と当日劇場に足を運ばれたお客様の投票によってそれぞれ1本ずつ決定


審査員特別賞 ゴールデン シーサー賞
(金石獅子賞)

サンブンノイチ
監督:品川ヒロシ
<受賞コメント>
みんなで勝ち取った賞なのでこれを追い風にしてみなさんに見ていただけたらと思います。


*様々な分野で国際的に活躍する審査委員によって審査し、両部門を通じて1作品を選出
*5人の審査員(中島貞夫審査委員長)の投票で決定。



【総評】
審査委員長:
中島貞夫
審査員:
鄭特希、奈良橋陽子、比嘉悦子、LiLiCo

<審査委員長コメント>
中島貞夫氏
多彩な作品で、審査員としても大変楽しめた映画祭であった。
作品のクオリティーが高く、審査に時間がかかったが、それは一重に皆さんの努力の賜物。
ラフ&ピースの理念に沿いながら、新しい未来に視点を向けられた作品であった事が、今後の希望に繋がり『サンブンノイチ』の受賞に繋がったと思う。

鄧特希(ゲイリー・タン)氏
審査員という仕事があるなら一生でもやりたいと思いました。
何故なら、タダで色々な地域のすばらしい映画をたくさん観られる上に、この業界の経験豊かな人々と知り合い、交流出来る場であったからです。
沖縄映画祭が日本及びアジアのプロデューサーに刺激を与えられる場となり、彼らの映画が世界の映画祭で高い評価を得る様祈っています。

奈良橋陽子氏
審査会で文化と世代の違いで意見が分かれたのが面白かったです。
作品に関して言えば、ハリウッドでいつも使う手法の映画には興味無く、それ以外の映画を観られて、とても楽しかったです。
最高に笑えたのはハリウッドでもあまり観ない演技をした「福福荘の福ちゃん」の古舘寛治さんの演技。
思い出すだけで笑ってしまいます!

比嘉悦子氏
今回ラフ&ピース部門の審査員として参加させて頂きました。
レッドカーペットを歩いたり、たくさんの若い人たちと触れ合うことが出来て楽しかったです!
映画に関してはどれも力作で優劣つけにくかったのですが、私の好みとして1本推薦させて頂きました。結果はご覧の通りです。
『サンブンノイチ』はとてもユニークで新鮮さの感じられる作品で、品川監督の今後のますますのご活躍を期待したいと思います。
そして、この映画祭がこれからも長く続きます様に。
お世話になったスタッフの皆様、本当にありがとうございました。

LiLiCo氏
それぞれの作品は個性もあって、脳裏に残る作品ばかりでしたが、今後の可能性と期待も含めて選びました。
他の審査員の皆様の意見を聞くのが新鮮で映画の見方が勉強になりました。
映画コメンテーターとして一つ成長した気がします。


地域発信型プロジェクト
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JIMOT CM COMPETITION
3月23日(日)19:00〜 オープンエアスクリーンで開催されました『JIMOT CM COMPETITION ファイナル』において全国都道府県グランプリ作品と沖縄41市町村グランプリ作品が決定しました。

<全国都道府県JIMOT CM グランプリ作品>優勝賞金47万円
香川県観音寺市
アイデア発案者 合田叔孝さん

<全国都道府県JIMOT CM 特別賞>
群馬県富岡・前橋・桐生市
アイデア発案者 まゆときいとのみなさん

<沖縄県41市町村JIMOT CM グランプリ作品>優勝賞金41万円
沖縄県座間味村
アイデア発案者 西川泰廣さん

<沖縄県41市町村JIMOT CM 特別賞>
沖縄県那覇市
アイデア発案者 長瀬達也さん


TV DIRECTOR’S MOVIE (TVディレクターズムービー)
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今年からTV局との共同制作映画を≪TV DIRECTOR’S MOVIE≫として、部門を独立させて上映することになりました。
また、同部門は全国にイオンシネマ76劇場を展開するイオンエンターテイメントに協力頂くことで合意しており、 一部作品は映画祭での上映後、全国のイオンシネマでも公開することが予定されています。

作品賞
LOVE SESSION
監督:板谷栄司
<受賞コメント>
力ある作品のなかで作品賞を授賞できた事は、只々、出演者、スタッフ関係者に深く感謝です。リスペクトする先輩とセッションするまでの極上の幸福な時間。キラッキラッ輝やいた表情。その全てをこの作品の中にたくさん込めました。
OKAMOTO’S、さかいゆう君、RIP SLYME、槇原敬之君、島袋寛子さん、Crystal kayさん、そして吉田美奈子さん!
それぞれみんなが最高に素晴らしかったです。
ありがとう。
ありがとう。


男優賞
振り子
主演:中村獅童
<受賞コメント>
戻す事の出来ない時間、一度だけの人生を愛する人の為に、どれだけ大切にガムシャラに生きていけるか。
たくさんの人が感動した鉄拳さんの作品を大事に大介の人生を歩み、生きました。
共演者の皆さま、監督、スタッフの皆さま、そして、原作者である鉄拳さんにまず、感謝申し上げ、参加させて頂けたことを嬉しく、また誇りに思います。
この作品が多くの方々に愛されるものになる事を願っております。
ありがとうございました。

女優賞
振り子
女優:小西真奈美
<受賞コメント>
この作品に出演するにあたり、強いプレッシャーを感じていましたが、愛情深いサキに寄り添えるように、全身全霊で作品に臨みました。
今回、大介さんと2人で夫婦一緒に賞を頂けた事がうれしいです。
たくさんの情熱をもって、この作品に携わって下さった皆さまに、心から感謝しています。
ありがとうございました。


審査委員長:ミハイル・ギニス氏
<コメント>
たくさんのエネルギーが渦巻く沖縄国際映画祭はダイナミックさとヒューマニスティックなアプローチが素晴らしいと感じました。何度も見たくなる、LOVESESSIONのようなパッションのある映画に出会えたことも喜びのひとつです。作品賞の賞品として、出演者オカモトショーさんのためのオーダーメード服を作れることを楽しみにしています。


クリエイターズ・ファクトリー
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クリエイターズ・ファクトリー》は、次世代を担う人材の発掘を目的としており、昨年より新設されたコンペティション部門です。
最優秀賞に輝いた受賞者の次回作は、吉本興業が全面サポートいたします。《クリエイターズ・ファクトリー》は今秋開催の“映画もアートもその他もぜんぶ” をコンセプトとした「京都国際映画祭」とも連動しています。春は沖縄・秋は京都と年間を通し、才能あふれる若手の発掘・育成を行っていく企画です。

クリエイターズ・ファクトリー 最優秀賞
「いなべ」
深田晃司監督
<受賞コメント>
嬉しいです。
この映画は、いなべ市の映画を愛している人たちと作った映画なので、地元の方々にこの賞を持って帰れるのがうれしいです。
この賞に恥じないようにこれからも映画製作を頑張りたいです。


審査員:安珠 氏
<コメント>
クリエイターズ・ファクトリー部門の作品を大変興味深く審査させて頂きました。驚くような非日常の出 来事を描いていた作品が多いのにも関わらず、絆や感情が細やかに描かれていて、ショートムービーでも、しっかりと余韻のある質の高い映画ばかりでした。
沖縄国際映画祭だからでしょうか。「なんくるないさ~」という言葉が観ていて、ちらちらと浮かびました。苦しくとも頑張っていれば、大丈夫!そう励まされる作品群と沖縄で出逢えたことに感謝しています。
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