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2014.03.24 スリムクラブ&ロバート・山本がそれぞれ地域にとけ込んで作り上げた『ハートに火をつけて』と『人生サイコウ!』を上映
これまでにさまざまな作品が誕生した「地域発信型映画」。それぞれが地元ならではのパッションを沖縄国際映画祭で紹介してきました。

3月24日(月)には、福島県会津若松市が舞台の『ハートに火をつけて』、そして、山梨県富士吉田市が舞台の『人生サイコウ!』の2作品が、シアター3で上映。舞台挨拶では、キャスト、スタッフ、そして映画にも出演した地域代表の方々がそろい、個性あふれる雰囲気の中で行われました。

まずは、『ハートに火をつけて』から、スリムクラブの真栄田賢と内間政成、監督・脚本を務めた川村清人さんと地域代表の方が登壇し、撮影の裏話が展開されました。

主演したスリムクラブ・真栄田は、映画どころか芝居経験は全くのゼロだったようで、今回の映画出演を聞いた際、「『ほかに人がいなかったのか…』と、後ろ向きな姿勢を見せていました」と告白。しかし、「やっていくうちに楽しくなってきちゃいました。これからもどんどん芝居やれせてもらいたいなと思う、今日この頃です」と、今回の経験でだいぶ味をしめた様子。

一方、内間は「相方が生き生きしている姿が伝わってきて、会津に馴染んでいるなと思いました」と真面目に発言するも、すぐさま真栄田は、「(内間が)僕のお母さん役の和泉ちぬさんをガチで口説きにかかってたんですよ!」と暴露。開き直ったのか、内間は「目黒の鉄板焼でご一緒したことが今回の思い出です」と白状しました。

普段は沖縄のなまりが特徴的なスリムクラブですが、会津若松の方言で演技する姿も見どころの1つ。脚本も務めた福島出身の川村監督は、「“絵ろうそく”の素晴らしさ、そして、人の温かさがあふれる映画となっています。興味を持った方はぜひ、会津に足を運んでください」と語りました。


続いて、『人生サイコウ!』に出演したロバートの山本博、山梨県住みます芸人のぴっかり高木といしいそうたろう、俳優の森本のぶさん、そして、藤澤浩和監督と地域代表の方々、総勢10人が登壇しました。

主演を務めた山本は今回引きこもりの役ということで、「スッと(役に)入れた」と自虐ネタで笑いを誘った矢先、共演のいしいに「鼻にティッシュがついている」とツッコミを入れられ、「トイレ行って鼻かんでたんですよ!」と、天然ぶりを発揮しました。

また、主人公に余命宣告する設定を踏まえて、司会者がぴっかり高木に、「余命1年と言われたらどうしますか」と質問。「死ぬ前ぐらいに大爆笑を起こしたいです!」と話した後、ギャグを披露するもウケず、「まだ死ねないですね…」と司会者から強烈な一撃を食らわされる場面もみられました。

監督・脚本を務めた藤澤さんは、「山梨が舞台ですが、誰にでもあてはまるような作品となっています。気楽に見てほしいです」とPR。また、山本は「主人公がどう成長して行くのかというところも見てほしいです」と見どころを紹介しました。
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