第6回沖縄国際映画祭の地域会場のひとつ、沖縄市にあるコザ・ミュージックタウン音市場にて、観客参加型映画“デルシネ”の撮影&上映と地元沖縄市で撮影された映画「ロクな人生」の上映、6組の芸人によるお笑いステージイベントが行われました。
「コザのみなさん、はいさい!」と登場した司会のガレッジセールの合図を皮切りにイベントはスタート!
はじめに、会場に集まった観客の皆さんが出演する参加型映画デルシネ「エル・シュリケンVS悪魔の発明」の撮影が行われました。 監督の後藤ひろひとは「本作はみなさんの協力で完成します」と観客の皆さんを4つのグループに分けて撮影を開始。
各チームの助監督の指導のもと、あるチームはおかしな道具をかぶって変な動作を、また別のチームは会場を飛び出してスクランブル交差点で怪しい動きをするなど、みなさん恥ずかしながらも演技を楽しんでいる様子でした。
デルシネ撮影後は、地元・沖縄市でロケが行われた映画「ロクな人生」の舞台挨拶と上映会が行われました。
監督を務めたガレッジセールのゴリ、主演の橋本真実をはじめ、地元沖縄で活躍する伊舎堂さくらさん、照屋まさおさん、マスミ・ロドリゲスさん、ケン・ロビラードさん、よしもと沖縄芸人ありんくりんの伊保クリスがステージに登壇して、撮影エピソードを語りました。
「南の島のフリムン」以来、沖縄市で二度目の映画ロケを行ったゴリは「この映画は、沖縄市・コザの歴史を交えながらも、終始笑えるような作品です。コザの魅力が詰まった映画になっています」と作品をPR。
主演の橋本真実さんは「きれいな海というイメージの沖縄に、こんなディープな街があるとは思わなかった」とロケ地沖縄市の印象を語り、「ゴリ監督は、映画を撮ることが楽しそうでした」と続けました。