3月21日(金)、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターシアター3にて、『地域発信型プロジェクト JIMOT CM COMPETITION 全国上映会』が行われました。
これは日本各地から“地元を愛する心で、地域の住民だからこそ知っている、全国に知らせたい”ことをCM作品にして競い合うもので、4回目となる今回は地元グルメや特産品などの“食文化”という、より各地の特色が際立つテーマが与えられました。
メイン司会には平成ノブシコブシ、ゲストにはチーモンチョーチュウ、はんにゃが登場。そして沖縄では知らない人はいないほど有名な“川満しぇんしぇ~”こと川満聡さんが特別ゲストとして招かれ、会場に集まった観客たちと一緒に全作品を観覧しました。
上映されたのは、開催地として別枠で競われる沖縄県を除く46都道府県の各作品。すべての映像はスマートフォンで撮影されているとのことでしたが、中にはテレビで流れていてもおかしくない、クオリティの高い作品もあり、会場に集まった観客たちも食い入るようにスクリーンの映像に見入っていました。
一方で司会の平成ノブシコブシらは、各作品の感想を正直にコメント。ときには、かなり辛口の批評も飛び出し、会場では頷く人もいれば、納得いかない人もいたようで、ゲストと観客が一緒になって作品を楽しんでいました。
今回のJIMOT CM COMPETITIONでは、46都道府県、沖縄県以外に、アジアを中心とした海外への展開も進めており、海外に住む日本人から見た各国と地域の食文化をテーマに現地のクリエーターなどと共同で新しいCM作品を制作。今回は特別枠の賞典外でしたが、中国、香港、ベトナム、マレーシア、シンガポール、韓国、台湾の作品が上映され、その出来の良さに会場からは感嘆の声も上がりました。
すべての上映が終わったあと、事前に実施されていたweb投票の結果、群馬、山梨、滋賀、大阪、香川、佐賀、の6作品が沖縄県41市町村の作品と共にファイナルでグランプリを争うことになっていると発表されました。
果たして、どの作品がグランプリの栄冠に輝くのか?
ファイナルは3月23日(日)19時からビーチステージで行われる予定です。