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2014.03.21 板東英二が野球選手時代を思い出しながら映画『ミスターベースボール』を生解説
桜坂劇場で開催されている、映画を観ながら生トークの解説で楽しんで学ぶ「桜坂映画大学」。
べースボール科では、映画『ミスターベースボール』を題材にして生オーディオコメンタリーが行われました。

『ミスターベースボール』は、アメリカから日本のプロ野球チーム・中日ドラゴンズにトレードされた大リーガーの活躍を描写したヒューマン・コメディーです。 主演は、トム・セレックさんと高倉健さんが務めています。 特別講師には、球界のレジェンドでありバラエティー番組でも馴染みの板東英二。
元・中日ドラゴンズの選手であり、映画『あ・うん』では高倉健と共演し、第13回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞しています。
そこに、ブラックマヨネーズ‎、チュートリアル、桂三度、COWCOWが出演し、トークで絡みました。

ブラマヨの小杉竜一から、この日から開幕した春の選抜高校野球大会について聞かれた板東は「自分の場合は50年以上前の話ですから、沖縄県の首里高校が初の甲子園出場を果たした年に僕らも出場したんです」と、沖縄との意外な縁があることを明かしました。
沖縄を第2の故郷と話す板東に、芸人一同から「やらしいな~」とツッコまれ、すかさず小杉に「それ、名古屋や大阪でも言うてますやん」と暴露されました。
意気揚々と臨んだ生オーディオコメンタリーの出鼻をくじかれた板東でした。

この映画は、中日ドラゴンズの協力のもと、10万人以上の名古屋市民がエキストラに参加した作品。
生オーディオコメンタリーで板東さんは映画を観ながら「本物の球場のロッカールームを使っているぞ」、「外国人打者がシュートに弱い理由がある」、「この映画は実際に日本の球界で起った出来事などもヒントにしているな」などのいくつものエピソードが語られたほか、進行役をつとめたブラマヨの小杉をはじめ芸人たちによるツッコミトークが面白く、笑いの絶えない上映会となりました。
上映終了後、再びステージに登壇した板東と芸人一同。
映画の主人公が現役で続けたのか、それとも現役を退いたのかという疑問の残る結末について議論がありました。
芸人たちは現役を続けたと捉えていましたが、板東だけが引退してコーチになったと主張。激しい討論の末、「いや、もうすみませんでした。現役でした」と特別講師であるはずの板東が折れる結論となりました。他にも、板東の現役時代に合った外国人選手との間に起こった武勇伝の暴露など、野球選手視点のエピソードと笑いが詰まった生オーディオコメンタリーとなり、桜坂映画大学ならではの醍醐味が味わえる上映会となりました。
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